以前、マルチーズの親犬“だいすけ”と、その子供犬“プー太郎”を飼っていたのですが、2匹とも病気で亡くしました。
だいすけは、とても頭の良い犬で、好き嫌いがはっきりしていて、気に入らない人がいると私の横に座り近くに寄せつけないという、とっても可愛い子でした。
そんなある日、だいすけの様子がいつもと違うな、と感じたので病院へ連れて行ったら、白血病という診断が下されて…。もともと怪我や病気が多く、右後ろ足のヒザには針金が入っていたし、ヘルニアも患っていたので、もう可哀相で仕方がありませんでした。「とにかく病院で終わらせるのが嫌だ」という私の意見を先生が聞いて下さって、朝と晩、車に3人の先生が付き添ってくれて、酸素ボンベを担ぎながら送迎していただきました。
そしてだいすけは、私の腕の中で「うーっ」とひと言残して天国へ行ってしまいました。
一方、だいすけの子供プー太郎は、あまりおりこうさんではなかったかな?とにかくヤンチャで、兄の友人が帰ろうとして玄関を開けたら、いきなり飛びついて、スーツを破いたこともありました。
そんなプー太郎でしたが、心臓が悪く、かすれた咳をしていたので病院に入院させたのですが、ある日の土曜日、先生から「月曜日には退院できますよ」と言われ、私たち家族は大喜びしていました。
ところが状況は一転、日曜の朝に主治医から「病院へ行ったら亡くなっていました…」という信じられないひと言が。
無言の帰宅を果たしたプー太郎を先生から奪い取るように抱きしめたこと、いまでも忘れられません。
だいすけもプー太郎も病気で亡くし、ショックで涙が止まりませんでした。どうしても離れたくなくて3日間くらい、一緒に寝ました。だいすけの時は何を残せるか思いつかなかったのですが、プー太郎の時は髪を切って、今でも大切も持っています。その時、メモリアルジュエリーのように、形として何か残せるものがあったらどんなに良かったでしょう。やはり、天国へ行っても、だいすけとプー太郎とはいつもどこかで繋がっていたいですからね。
ペットを亡くされた方にとって、1点1点手作りの『ルヴォワール』は、形見として理想的な商品だと思います。
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